これからの時代を生きる子供達に必要なのは「好奇心」だと思う
昨日のイッテQを見ていたら、イモトさんの結婚が発表されました。また、先日は壇蜜さんの結婚がニュースで流れていました。
気になったのは、お二人の年齢です。2人とも30代。今や30代の結婚も当たり前になってきました。
「そういえば、数年前女性の晩婚化や平均寿命はどんどん伸びているということが書かれた本が流行ったなぁ」
なんてことを考え、本の題名が「LIFESHIFT」ということを思い出しました。
今日はこのLIFESHIFTについて話をしていこうと思います。
これまでの生き方とこれからの生き方
本の内容を簡単に一言でまとめるとすれば「人間の寿命はどんどん伸びていて、平均寿命100年を迎える時代がやってくる。これまでと生き方を変えていく必要がある。」です。
これまでの生き方と言うのは、「学生時代にたくさん勉強して、良い高校や大学で学び、良い企業に就職し定年までその企業で働く」でした。
しかしながら平均寿命がどんどん伸びている現代において、あるいは時代がどんどんと変わっていることから、この生き方は既に通用しないと言われています。
良い学校に入っても良い企業に就職できるとは限らない。
良い企業とされている企業でも、いつ消えてしまうかわからない。1つの企業に定年退職まで働こうと言う考えはとても大きなリスクがある。
こんな考えがライフシフトでは書かれていました。
では、これからの生き方とは?
これからは「どこで学んだかよりも何ができるかやどんな人と繋がれるかに価値が出てくる。転職を行うことが当たり前になり、積極的にライフチェンジをしていく。」と言う生き方が当たり前になっていくようです。
以前よりももっともっとその人自身の価値に目が向けられる時代が来ると言えそうです。
これからの生き方では好奇心が重要
「上で書いたような時代を生きていくこれからの子供たちに、我々教師が伝えられる事は何なんだろうか。」
この本を読んで、僕はこんな問いを自分自身に投げかけることが多くなりました。
そしてたどりついた1つの答えが「好奇心」です。
「こんなことをしてみたい」と言うワクワク感や、「もっと学びたい」と言う知的好奇心。
こんなことを感じられる子供に育てたいな、と。
そして、どうすればこんな子供たちが育てられるか?と言う問いに対して考えた答えの1つがこれです。
教師がまず教えるのではなく、生徒が考え予想し、実践していく。そして失敗から学び、再度実践していく。この流れを教師が作っていく。
トライ&エラー、試行錯誤。こんなことを日々の授業や学校生活でどんどんやっていきたい。そんなことを考えるようになりました。
さいごに
時代はどんどんと変わっています。我々教師も変わっていかなければなりません。
これまでやってきたことに固執せず、勇気を出して過去の自分から脱却していく。
こんなことを考える先生でありたいな、と僕は思っています。
そして、目の前の子どもたちが学ぶ力を身に付け、どんどんと成長していき、やがて大人になったときに人生を輝いた顔で送ってるような人間になってほしい。
今はこんなこと思いながら中学校教師をやっています。
よし、今週もがんばるぞ!