MOLOG

教師であり父でありApple好きな人が書くブログ

子どもの試行錯誤を奪わないようにしていきたい

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遊んでいる最中いきなり泣きわめく息子

このクリスマスに息子にモノレールセットを買ってあげました。

 

車や電車が大好きな息子は大喜び。

 

奥さんが組み立てられるの上で毎日楽しそうに電車を走らせています。

 

ある日の出来事。

 

いつものように遊んでいると、突然息子が泣きわめき始めました。

 

何が起きたのかと見てみると、どうやら電車がカーブのところで脱線してしまうのが気に食わない様子。

 

体をしながら遊ぶタイプのこのモノレールは、うまく進めないと脱線してしまうようです。

 

僕ら夫婦はいちど息子を落ち着かせ、再度遊ばせて様子を見ることにしました。

 

するとやはり同じところで同じ脱線をさせ、怒りだす息子。

「この後どんな行動をとるのだろう?」

 

と思い、手伝わずに様子を見ていました。


何回か同じように脱線させた後、変化が起きます。

息子は、カーブのところでスピードを落とし電車をゆっくりと進ませ始めました。

電車がうまくカーブを回ることができ、喜ぶ息子。

 

試行錯誤した後、息子なりの工夫を探し出すことができたようです。

 

手を貸さずに見守ることの大切さ

今回のこの出来事で、僕は親として手を貸さずに見守ることの大切さを学びました。

 

うまくいかなくてもやってあげるのではなく、考え試行錯誤を促す。

 

時間はかかるかもしれませんが、子供なりの答えを見つけることができます。

 

先輩パパママたちにとっては当たり前のことかもしれませんが、新米パパである僕にとっては新しい発見でした。笑

 

そしてこれは、教師としても必要なことだなとも感じました。

 

わからなくても答えを教えない。

 

間違っていてもすぐには助けない。

 

そしてじっと子供たちがどんな行動をとるのかを見守る。目を離すのでなく。

 

割と先生って、子供が間違うとすぐに指摘しちゃうんですよね。そして答えを教えちゃう。

 

でもそれは子供たちの思考錯誤=学びを奪ってしまうことなのかもしれません。

 

学校は安全に子供たちに失敗させる場所。

失敗によって新しい気づきを発見できるような生徒を育てたい。

 

あきらめるのではなく、試行錯誤するような人に育てたい。

 

無事モノレール遊びがうまくいって喜ぶ息子を見ながら、そんなことを感じました。

 

我々親は、教師は、子供の試行錯誤を奪わないようにしていきたいですね。

 

これからの時代を生きる子供達に必要なのは「好奇心」だと思う - えむお〜ページ