余白の時間がひらめきを生む
茂木健一郎さんの「ひらめき脳」を読みました。
速読を始めてから、自分の読書量が目に見えて変わったことがとてもうれしいです。
今日は、茂木健一郎さんの「ひらめき脳」で勉強になったことを書いていこうと思います。
脳の余白がひらめきを生む
皆さんは、人がひらめく瞬間はどんな時だと思いますか?
実は、人がひらめくには頭の中に余白の部分があると良いと言うことがわかっています。
具体的に言うと、あまり難しい事は考えない、ぼーっとする時間がひらめきには有効だということです。
例えば、シャワーを浴びている時。あるいはのんびり散歩をしている時。こんな時にパッと良いアイディアが浮かぶんだそうです。
皆さんも見に覚えはありませんか?
また、脳に余白があると「そこに重要な情報が入ってくるかもしれない」と言うように脳は認識するんだそうです。
余白を作っておくことで、脳が頭の中を整理しやすくなったり、重要な情報をインプットできたりするやうです。
余白を埋めようとする現代
しかしながら今の社会では、脳の空白をどんどん埋めようとする方向に進んでいると思いませんか?
ちょっとした待ち時間でもスマホを開いて、TwitterブログSNSを見てしまう。(まさに僕です。笑
そんなふうにたくさんの情報をどんどんとインプットしてしまっては、脳の余白はどんどんと埋まってしまいますよね。
これでは良いアイデアが浮かばない。
また、子供たちにとっても余白の時間があるのか疑問です。
授業が終われば、部活動が始まる。部活動が終わると、塾や習い事へと向かう。
子供たちにとって余白の時間が必要かどうか分かりませんが、少なくとも僕は授業中は意識して余白を作ろうと思いました。
次々に質問をするのではなくて、問題を出したら少し時間をとってじっくり考えさせる。
生徒に説明をしてもらう時、説明を行ったら一旦ストップさせ頭の中を整理させる。その後別の生徒に続きを説明してもらうのも良いですね。
50分という授業の中に意識して余白を作ることで、生徒の頭の中をアクティブにさせることができるかもしれません。
もっと何もしない時間を作った方が良いのかもしれない
我々教師も生徒も、スマホやインターネットが普及した今を生きる人たちは、もっと意識して何もしない時間を作った方が良いかもしれません。
SNS疲れ、スマホデトックスと言う言葉が少し前に流行りましたが、こういった何もしない時間を作ることの意味を訴えた言葉だったのでしょうか。
意識しないと何もしない時間を作ることが難しいなんて、なんだかよくわからない時代ですけども。笑
Twitterやブログを書いている僕自身は、うまくインプットとアウトプットそして空白の時間を作っていきたいと考えています。
今日は、良いひらめきを生むには意識して空白の時間を作ると良いと言う話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!